2013-06-30

瑞牆ボルダー

メンバー:クレクラさん、N村さん
曇り
6時発~9時半着


安達太良と瑞牆どちらにしようか迷ったが瑞牆へ。
夜のうちにけっこう降ったらしく、岩は濡れているしガスも出ていて渇きも悪そう。雨が降っていないだけいいか。
岩峰も何もガスの中
ということで乾いてそうな岩を探して登ることに。

アプローチの途中でマットを背負って引き返してくるお兄さんに声をかける
「岩どうですか~?」
お兄さん「ビショビショ。ダメですね~」
聞いといてなんですが、自分の目で確かめないと諦めもつかないので結局行く(笑)

で、ガリガリ岩
皆で右の方にあるSD5級、ジャイ子だかジャリ子だかって課題でアップ。
濡れてるスローパーっぽいのでスッポ抜けてマジ落ち。これまた抜けそうな怖いヒールに乗り込み、数便出してなんとか完登。

ガリガリ岩
日が射してきた…一瞬だけ


K夫妻と共にウロウロしながら、渇きが良いという「カラクリ(初)」へ。このあたりから皆さん別行動。
後ろにある「倶利伽羅(初)」が面白そうなので、濡れている部分を拭きながら1人で触ってみることに。
この課題楽しい 右向いたマンボウにしか見えない
完登できなかったけどかなり楽しい課題でした。
またトライしたい。けど、いつになることか。



現人神
その後はエビス岩を見学しに行ったり、奥の方をウロウロしたり、誰もいない瑞牆の杜を1人満喫できた1日でした。


2013-06-28

カチの話


熱心なクライマーの皆さんはお分かりでしょうが、花崗岩の表面は苔なのか岩肌なのか分からないような部分がけっこうあります。ボルダーの人気課題や小川山の人気ルート、岩峰の上部などではそうでもないけど、あまり登られていないルートの取り付きなどでそれは顕著です。

花崗岩の岩肌
苔なのか岩肌なのか


苔の部分は滑りますよね。できれば手でも足でもあまり使いたくはないんだけど、限界ギリギリでルートをトライしている時にはそんなことも言ってられない。苔に覆われているホールドでも使えそうなら触ってみるし、踏んでみる。他に何もホールドの見当らないフェイスに小さなカチを見つけた時なんかは迷わず飛びつく(ランジとかって意味じゃなくてね)。

そう、そして先日カンマンボロンでのクライミング中「Voyage」をトライしている時に“それ”は姿を現した。

カチ(というか粒子)だと思って取りに行った指先には有るハズの岩の感触はない。いや、僅かな柔らかい感触があったのかもしれない。
あれ?と思い手を退けてみるとそこには緑というか
色というか、謎の液体が。。。岩から液体?苔汁?なんだこれ?
よーく見てみるとそこにはコイツが↓↓






シャキーーーン!!
虫がキライな方、
または、好きすぎて潰すなんてとんでもない!って方は気を付けてね。






 
カチ虫くん潰しちゃってゴメンなさい。



2013-06-22

小川山「スターマン」⇒瑞牆山「voyage」

メンバー:Nムラくん
曇り→雨

-1日目- 小川山

本日はマルチ!「スターマン」に向かうことに。
ハコヤ岩までのアプローチは順調。しかし、その先は全くと言っていいほど踏み跡もなく迷走。狒々岩を過ぎ、やっとの思いで取り付き(今日はショートバージョン、本来の5ピッチ目)にたどり着いたのはアプローチ開始から2時間以上が経過した頃でした。


「1ピッチ目」(sitaリード)
スラブ。3P目までは樹林帯の中でビショ濡れな上にかなりのランナウト。何故か変なスイッチが入って集中して登る。フォローのNムラくんが登っている時にパラパラと雨が。

「2ピッチ目」(Nムラくんリード)
雨も止み、岩もなんとか登れる状態なので2ピッチ目開始。
3P目のボルトをクリップした辺りでまたも雨が降り出す。しかも雨脚はどんどん強くなり、ビレイしている自分も上を向いていられない程に……危険なので6P目辺り?で途中敗退。

取り付きまで降りた頃には2人ともズブ濡れビッショビショ。寒さでガタガタ震えながら逃げ帰ってきました。
遠い岩のマルチをやるなら天気の良い日に!

2013-06-15

瑞牆⇒BC

メンバー:satoちゃん、トモちゃん(現地集合)
雨→曇り→雨


-1日目-

土曜の予報は曇りのち雨、午前中には降ってくるらしいが日曜の予報は曇りのち晴れ、1日目はダメでも2日目に登れればいいやと出発。
信州峠を越えるまでは青空もあったが急にガスに覆われる。
8:50植樹祭広場P着。
トモちゃんと合流して、とりあえず岩の状態を見に行くことに。
チョーサイコールーフ
被りの下も結露でビショ濡れ

どこもビショビショ、諦めて釣りに変更することに。
車で移動して某沢へ。
 

こんな岩が何個も



リリースサイズ7、8匹と20cmちょっとの魚を5、6匹釣ったところで少し前から降っていた雨が本降りになり納竿。
トモちゃん、徹さん、文子さんと合流し、瑞牆湖Pにて宴&車中泊。

-2日目-

目を覚ますとなぜかザーザーと雨の音が。今日の予報は曇りのち晴れだったハズ。。。
とりあえずユックリ朝食をとりながら様子をみるが雨は上がらない。
湿度も高いし、雨が止んだとしても岩は乾かないだろうということで泣きながら入間のBCへ。天気の悪い日曜日のBCには岩場でお会いする方々が大勢来ていた。
来週は晴れるといいな~。

隠れているつもりの小鹿
瑞牆の森

ギンリョウソウ


2013-06-10

瑞牆山 -カンマンボロン-

メンバー:N村くん、Mねーさん、クレクラさん
晴れ

sita家4:20集合、クレクラ号にお迎えに来ていただきN村くんと3人で出発。
途中Mねーさんを拾って一路瑞牆山へ。
途中雨がパラパラ降ってきたりしたが明るくなるにつれ天候も回復。暑くなりそう。
8時過ぎに植樹祭広場着。

小川山にしようかと思っていたのですがMねーさんのご要望もあり、今回は“カンマンボロン”へ。

アプローチはここから
40分程で岩場に到着。瑞牆の自然は歩いてるだけでも気持ちがイイ♪


①「グリーンカーペット 10c」os/ms (「はやぶさ」の1ピッチ目)
恒例のN村くんとのマスター先行権をかけてのジャンケン、勝利したので先にいかせていただきました。
未明に降っていた雨でイワタケがブヨブヨになっていてキモい。踏むとズルズル。イワタケ無いところは平気。
コンディションが良くないにしてもこれで10cか…やっぱりスラブはムズいです。

②「ボロンボロン 11c」os
駐車場で一緒になったトモちゃんがトライしていたのでヌンチャクをお借りして。
下から見るとガバがけっこうありそうだけど少し被ってます。ニガテ系か?長くはないから大丈夫か?グレード的にも1撃できるか微妙な辺り。考えてても仕方ないので取りつくことに。
見た目通りのガバを使ってグイグイ登るルート。大穴の後のスタンスがビミョーだったけど無事に1撃。

③「砂の塔 12a」os
ボロンボロンから降りてくるとMねーさんがトライしていたので見ないように反対向いてレスト。いい感じにレストできた頃に自分の番。
Mねーさんが4p目(5だっけかな?)までヌンチャクをかけてくれたのでその先はマスターで。
入念にオブザベするつもりが下から見ても何が何だか。上ばかり見てたら取りつきを間違えそうになる。気を取り直してトライ開始。
4p目まではワリと快適。その先、ガバから1度右に出て左に戻る辺りの手順が?よーくオブザベ、頭の中で手順を決めてから出だす。正解!乗り込んだ左足と右手で身体を上げて遠い左手までジワジワと寄せていく。届いた!と思ったホールドがけっこう悪かったが、なんとか奥に持ち直し後は慎重に終了点へ。
オンサイトグレード更新!

④「LIFE LINE 12a」os/ms
トポには30mとある長いルート。下からでは終了点がどこなのかも視認できない。
長いのは苦手だけど垂壁は好き。どちらが勝るか?トライ開始。
核心があってレストポイントがあって、また核心があって小レストポイントがあって、の繰り返しみたいなルート。でも長いので上に行く程辛くなります。1つ1つのムーブは簡単だけど持久力の無い自分は最後の最後がヤバかった。終了点で結び替え。60mロープでギリギリ。
「砂の塔」に続き今度はマスターでのオンサイトグレード更新!!


◆岩場には自分たち4人とHさんトモちゃんペアの終日6人のみ。静かだし。ロケーションも最高。アプローチは少し遠いけど、あの自然の中を歩いていると近く感じます。
Mねーさん&クレクラさんの「砂の塔」はあと一息で核心を越えられそう。トモちゃんの「ボロンボロン」はかなりオシイところまでいっていたので次便でRP?N村くんは余裕?で「LIFE LINE」をオンサイトして「Voyage」をトライしていた。Hさんの「Triplep」は次元が違いすぎてよく分かりません(笑
12aオンサイトを1日で2つも達成できました!初めての〝カンマンボロン〟楽しかった~!!



∞主観∞
「ボロンボロン」グレード通り
「砂の塔」易しめ
「LIFE LINE」グレード通り


「LIFE LINE 12a」を登るN村くん

緋縅蝶(ヒオドシチョウ)
「ボロンボロン 11c」を登るトモちゃん
「砂の塔 12a」のMねーさん

「砂のエリア Triplep」


「Triplep 1ピッチ目 13d」をトライするHさん

「LIFE LINE 12a」のワタクシ

2013-06-09

湯川

メンバー:N村くん、Mねーさん、クレクラさん
晴れ

前日の瑞牆山から移動してクラックを練習しに湯川へ。
8時半過ぎに岩場に到着。
今日は杉野スクールがあるらしいが、それとはまた別でけっこうな車の台数。混みそうだ。
1つ上の駐車場に車を置いてアプローチ。ここは岩場が近くて快適。既に岩場にはけっこうな人数のクライマーが。右壁の一番右端にスペースを見つけ荷物を広げる。


①「エリア右端の無名クラック 5.8くらい」RP
みんなは5.8くらいだと言うが悪く感じた。

②「台湾坊主 5.9」RP
自分はコッチの方が登りやすい。

③「デゲンナー 5.8」RP
フィンガーよりも少しだけ広い、このクラックの幅ニガテです。

④「フォーサイト 10a/b」RP
今日の目標的なルート。RPできてよかった。

⑤「デゲンナーの1つ右の無名クラック 5.9くらい」RP
プロテクションをきめる練習に最適。またやろう。

⑥「北風小僧 5.9」RP
下の方はカムが入らないので慎重に。


◆岩場にはスクールの人達もいたのでトータル30人くらい?左の方のエリアはチラ見しただけだがどこのルートも大盛況でした。
湯川では前回、前々回とどちらも自分ではプロテクションをセットせずにPPだけだったので今回はすべてセルフでRP。「とあるⅡ」に続きセットの難しさを実感しました。慣れると少しは楽になるのか?今回は良い練習になりました。もっともっと練習しよう。


∞主観∞
「フォーサイト」ボルトルートの11bくらい

「デゲンナー」の右の無名クラックを登るN村くん
昼食後に散策した支流
夕食はインドカレー屋「ミラマハル」へ




2013-06-02

カムバック筋肉!!

メンバー:sita、satoちゃん
晴れ

二週間の監禁強制労働生活(出張)も終わりやっと岩場に行ける日が来た!
というわけで、丸々二週間マッタク登ってない身体をいじめるために今回は有笠へ。
ジムでさえ登っていない、というか運動を全くしていなかったのでフェアリーへの短いアプローチでさえ息が切れる有様。。
フェアリーに荷物を残置し、とりあえず東の石門エリアへ。


①「有笠中央岩稜 5.9」RP(再)
satoちゃんがアップでやるので便乗

②「白雪 5.8」ms/os
やったことがなかったので、もう1本アップで

③「祝30万㎞ 11d」× オンサイトトライ
東の石門エリアで触っていないのはこのルートだけになってしまったし、今の自分の状態を確かめるには丁度良いグレードか?と思いトライ。
3p辺りでモタモタして吸われてヨレ落ち。

④「祝30万㎞ 11d」RP
1便目でホールドも分かったのでヨレる前に通過して何とかRP。
1撃を逃したのは残念だけど、とりあえず登れてよかった。これでこのエリアは制覇。
「d」っていうグレードが相変わらず嫌です。


satoちゃんも目標の11aをRPしたのでフェアリーに移動。


⑤「ステミングダンス 11a/b」ms/os
これもやった事がないのでオンサイトトライ。なんとかRP。
5p目辺りのハンガーを見失って探してたら眼の前にあったというオチ。
途中で持ったホールドが欠けて危なかった。指も開いてきて違う意味で危なかった。。

⑥「ホワイトパレス 11c/d」× マスターでオンサイトトライ
ハング越えられずにヨレ落ち。
とりあえずヌン掛けしてトップアウト。

⑦「ホワイトパレス 11c/d」×
ホールド確認したのにヨレてパニクって逆の手で保持。
またもハング越えられずにテンション。
ヨレまくり。今日はもう登れません。。

⑧「パトラッシュ 10b」ms/FL
エリア右端にできた3本の新ルートの内の1本。
指も開いてきて保持れないけど筋トレ。
ぎりっぎり。

⑨~⑪「ラスカルの泉 10a」RP
これもエリア右端にできた新ルート。 短い。
もう手が終わってるけど筋トレ。
出だしで落ちる落ちる(笑)
危ないんで保持れなくなったら低グレードでも登のやめようと思った。反省。

 ちなみに新しいルートは右端から
「ラスカルの泉 10a」
「パトラッシュ 10b」
「アメデオの手 11b」
だそうです。


有笠山、久しぶりに来ました。
出張から帰ってきたら体重がここ10年で一番軽かったけど、軽いだけではヤッパリ登れない。落ちたのは主に筋肉なんだろうな~。
satoちゃんはフェアリーでも目標の11台を2本もRP。しかも1本はms/FL。有笠、好きらしい。
今日は羚羊の赤ちゃんに初めて遭遇。驚かせてゴメンナサイ。



オブザベ女子


後から来たオトーサン?
なんで羚羊はいつも固まるんだろう