2018-12-27

Australia Tour 2018-2019

年末年始に行ったオーストラリアでのクライミングの事を。

目的地はオーストラリアの南にあるビクトリア州のGrampiansArapiles




12/27
成田からJALでビューンとメルボルンへ
23:40着
タラマリン空港の中にあるOPTUSは1時まで営業してるのでSIMを購入。グランピアンズとアラピリーズ、あとタスマニアでもちゃんと繋がりました。

そのまま朝まで空港にて2人の到着を寝て待つ。
メルボルン国際空港では肘掛けが付いてなくて横になれるイスを探すのが大変。最初に見つけた所には先客がいたし、たぶん全体で3ヶ所くらいしかない。


12/28
無事にshun&さっちんと合流。
レンタカーを借りてメルボルンの北西にあるホーシャムという町に移動。
宿もレンタカーも手配はさっちん様々。
3LDKのキャビンにチェックインして当面の食材とビールとワインを買いにスーパーへ。
毎日このウッドデッキで飲むのが最高だった


12/29 
クライミング初日はGrampianstaipan wallへ。
taipan wallはホーシャムの町からワリと近く駐車場まで車で30分くらい。
アプローチも30分ちょい。
写真中央の米粒みたいなのがshun

[world party into anaconda 16NP]OS

[Mr Joshua 26] ××
出来んかった。



12/30
GrampiansMULINEってエリアへ
MULINEは少し遠くて、駐車場まで50分、アプローチが45分くらい。

[Eye of the Tiger 29] ××
オーストラリアでshunの目的の1つがこのルート。
見た目もムーブもこれは四つ星!
見るだけに来てもいいくらい。

ここで今回のツアーを通して唯一岩場でクライマーに会った。ケント(写真手前を登ってるクライマー)とフィル。
フィルは[Eye of the Tiger]をトライしてたからムーブをパクろうとしたけどなかなか上手くいかない。やっぱデカいなあ。
ニーバーを多用するルートで(ニーバーというか当たるのは太ももなんだけど)これがトライするのも嫌になるくらい痛い。
痛いのを知ってるフィルはオリジナルのニーパッドを使っていて、それをぼくらにも貸してくれた。フィルさんこれゼンゼン痛くないよ!すげーイイ!
フィルは今日が最終日でアメリカに帰るとのことで、この後も[eye of the tigerをトライするつもりのshunはニーパッドを譲ってもらった。




12/31
レスト日
野生のコアラ探し+α。
そこら辺に普通にいるのかと思ってたけど野生のコアラはゼンゼンいない。フィルに教えてもらったナショナルパーク(って言ってもただの森)に行ってやっと発見できた。
リアルコアラのマーチ



1/1 

今日もGrampians MULINE

[Krankandangle 24] ×
新年1発目はオンサイトトライしてみたけどダメだった。オーストラリアグレードの24は5.12aくらい。
shunが譲ってもらったニーパッドを借りてトライ。やっぱこれ欲しいなー。


[Eye of the Tiger 29] ×××
結局楽しくてまたこのルートを。
だいたいのムーブは決まった。
日陰は寒いくらい 日なたは暑い



1/2 
Arapiles Hi Dive Gully
今日はアラピリーズのshunオススメのエリアへ。
アラピリーズの岩場の基部にはCentenary Park Camping & Picnic Areaっていうキャンプ場があってそこまでホーシャムからは30分くらい。岩場は目の前。
キャンプ場にはここに寝泊まりして連日登ってるであろうクライマーがけっこういた。
奥の白い湖はソルトレイク。
浮かんでる黄色と赤の球体はヘリコプター用の目印なんだとか。
[kachoon 21NP]OS
映え。楽しかった。
グロバッツ先生がフリーソロで片手のみでハングにブラさがっている写真が有名(U野さんに教えてもらいました)なルート。かなり高いんで落ちたら終了デス。

午後はThe Atridae へ移動
コッチにはさっちんの目標ルートが。

移動する途中にNatimukにあるArapiles MountaiN shopに寄ってここの店主が自分用に作成してた売り物ではないニーパッドを渋々売ってもらった。わけわからんジャパニーズの押しの強さに負ける店主。自転車で通勤してくるその彼はもちろんpetzlのヘルメット着用でした。
店の奥に工房があってリソールとかもしてるしトポもここで買える。プラナ、BDのパンツとかべアールのロープとかSale品も。

[Have a Good Flight 25] OS
カチカチの垂壁、下部も上部もライン取りが難しい。
下部で直上のラインに入ってしまい手詰まりになったけど、なんとか戻って完登。
後から見たらトポにラインがバッチリ書いてありました。
さっちんはかなり惜しい所まで行ったけど今日はダメだった。
それにしてもランナウトがすごい。

[Orestes 24NP] WP
shunがサクッとRP。
フォロー回収しなきゃならんのでやらせてもらった。



1/3 
Grampians MULINE
[Eye of the Tiger 29] ×××
細かいムーブも固まってきてかなり楽しい。
けど、こんな強度が高くて長いルートを何日もやったから身体中が痛い。
なぜかshunは平気そう。フィジカルの差か。



1/4 
Arapiles The Atridae
今日は熱波で一気に気温が上がる予報。
shunと自分はレスト日。さっちんの応援隊。
朝焼けの中アプローチ
朝暗いうちに出発してThe Atridaeへ。
さっちんの[ Have a Good Flight]
1便目はダメ。
2便目、そろそろ気温と岩の温度が上がってきてラストチャンス。それをギリギリでものにしてRP。shunと2人で祈るような思いだったことは言うまでもない。
紫外線と闘うロープバックマン
この日はキャンプ場も火器使用禁止
[Orestes 24NP] RP 
レスト日のつもりだったのに1本出してしまい案の定前腕パンパンに。
[Orestes]ステミングしながら簡単に登れそうに見えるけどそんなによくない
オーストラリアは夏だけど普段は23〜25℃くらいだし日本みたいに湿度もなくてカラッとしてるんだけど、たまに異常に暑い日がある。この日はなんと45℃!車の温度計では47℃もあった。当然朝しか登れないんで早々に撤収。
オサレなランチを食べて午後はレスト。
shun&さっちんは近くのプールに行くんだとか。ぼくはbeer飲んでまったりしてます。
ホーシャムにあるやたら混んでる店「cafe JOS」
美味かった
プール行くんじゃなかったの?



1/5 
Grampians MULINE
グランピアンズ&アラピリーズでのクライミング最終日。午前中だけ登って夜にはメルボルンへ移動。

[Eye of the Tiger 29] ××
1ピン掛けてからトラバース中にヒールが抜けてグラウンド寸前。打撲&ロープバーン。。さっちんがギリギリで救ってくれました。
このまま帰るとトラウマになること確実なので怖いけどもう1便トライ。なんとか2テンでトップアウト。
shun:ここまでノーテン
これにてグランピアンズ&アラピリーズでのクライミングは終了。
結局shunと2人でけっこうトライしたけど[Eye of the Tiger]は2テンにしかならなかった。ムーブは解決しても繋げるのが難しい。

また来ねば。



Beer time with 散歩するおじいちゃん
まだ明るいけどPM9:00
隣のキャビンのおデブなオージー(?)が夜窓をノックしてきて教えてくれたフクロギツネ
パンをあげたらクチャクチャ音出して食べてた

スタンピー 動きが遅くてカワイイ
つちのこフォルム
筋肉さん
不思議ボルダー
野生のエミュー
オスが向かってきてぼくらを引き付けてる間にメスと子供わ一目散に奥に向かって走って逃げる。オスは仲間がある程度逃げると自分もダッシュ。



夕方空港へ向かう。
遠回りしてメルボルンのドミトリーの近くで降ろしてもらった。
ここで3人の旅は終了。

ぼくが海外で登ったのは数か国だけだけど今回のツアーはホント最高でした。
shunとさっちんの2人には感謝しかない。本当にありがとう。



そして、ここから単身タスマニアへ。


0 件のコメント:

コメントを投稿